７人の特急列車と一般人な私。 (ページ8)

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朝目が覚めると、
ソファで寝ているユースケとユーキ。

椅子で眠っているリョウガ

カイは椅子に座って、ベッドに
うつ伏せになって眠っている。

あれ…？
なんか手握られちゃってるし…

コーイチの姿が見当たらないと思っていると

１「おー目覚めたか！おはようさん」

『コーイチ、おはよ！』

１「腹減っちゃってさー、コンビニで
朝ごはん買って来てんけど、食う？」

『うん、お腹すいた。何がある？』

１「プリンあんで？」

『プリン？朝ごはんに？
まぁ、食べるけど！！！』

１「食べるんかい！！！」

プリンをコーイチから受け取り、
開けようとしたけれど

開けられない…

１「食わんのか？」

『コーイチ、開けてくれない？』

１「別にええけど…昨日そんな甘えたさんやったか？

…なんやねん、コレ。」

コーイチがベッドに寄ってきて
ようやく私の片手が塞がっていることに気付いたようだ。

『カイって女タラシだったりする？』

１「いや、むしろ紳士やと思ってたけどな」

『こんなことされたら世界中のどんな
女子でもきゅんってくるよ…？』

１「じゃぁ俺もしようかな」

『コーイチには無理だと思うけどｗ』

１「なんやとっ!!??プリン返せー!!」

『やなこったー!!!』