７人の特急列車と一般人な私。 (ページ7)

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それからだんだんと夜は更け、

ユースケと、ユーキは眠ってしまった。
コーイチも椅子に座ってコクコクなっている。

３「んだよ、言いだしっぺが寝てんじゃねーか」

２「仕方ないよ、ユーキは今日一番心配してたし、
気疲れしてる部分もあったと思うから。」

『ご迷惑をおかけします…。』

２「なんでAが謝るの？」

『私のせいで、こんなことになっちゃって。』

３「俺らも今日楽しかったし。気にしないでよ。
連帯責任だから、ユーキのせいでもAのせいでも
ないし、むしろ最終面接、本当にごめんな」

『いいの、これが運命だったってことにして
また明日から頑張ることにするから。』

２「じゃぁ、Aの就職決まったら
みんなでお祝いしようか！
せっかく仲良くなれたんだし、今日が終われば
さようならなんて切ないし。」

１「…ラーメン…(むにゃむにゃ)…」

『え、今の寝言？』

３「寝言でもラーメンってどんだけ好きだよ」

『ラーメン美味しいじゃん！
お祝いはみんなでラーメンにしよっか！』

２「もっといい所でしようよ…。」