７人の特急列車と一般人な私。 (ページ20)

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【えぇぇ!!??内定決まった!!??】

『うん、ちょっと話すと長くなるけど』

【簡単にでも説明してよ！】

家に帰って友達にすぐ電話で報告。

【ほうほう、なるほど。ぶつかった相手が
超特急のユーキくんで、最終面接受けられなかった
代わりにうちで働かないか、と社長に言われたと】

『そうそう、全体的に人手不足なんだって』

【なにそれ！ドラマじゃん！
これからメンバーと恋に落ちるやつじゃん～？】

『いや、それはないから。だってアイドルだよ？」

【ぶっぶー！超特急は非アイドルです～～】

どうやら、友達は超特急を知っているらしい。

『あ、そうだ。今度のライブのチケット2枚
貰ったんだけど、一緒に行かない？

ぶつかったお詫びに、ってくれたんだよね』

【行く行く～！】

『じゃぁ詳しいことはまた明日大学で話そう？』

【うん、私もバイト戻るわ～！
とりあえず、内定、オメデト♪】

『ありがと、バイト頑張ってね～』

電話を切って、今日のことを思いだす。

内定のこと、すぐにYESの返事しちゃったけど
本当にこれでよかったのかな…

会社のこと全然知らないし。