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あの幸せな時間からしばらくして、ついにグループショットが始まった。
ただ僕たち7人と写真を撮れるってだけなのに、こんなに喜んでもらえるなんてすごい幸せなことだと思う。
スタッフ「お次どうぞ〜!」
呼ばれて入ってきたのは、さっき会ったはずのAちゃん!
グループショット当たってたんだ!
僕と目が合うとにっこり笑ってくれて。
ほんとにそれだけで嬉しくなっちゃう。
でも、、
祐基「あっ!君さっき来てくれたよね?」
『はい!』
祐基「えっと…Aちゃん?」
『えっ!覚えててくれたんですか!?』
祐基「うん!何かすごい印象に残ってたんだよね。」
そんなユーキの言葉を聞いて、とっても嬉しそうに感極まるAちゃん。
“なんだユーキ推しかよ〜!”
っていうリョウガの声が頭の中で何度もループする。
そうだ、Aちゃんはユーキ推しなんだった。
『どうしよう、嬉しすぎて泣きそう。』
祐基「え〜!泣かないで?」
そう言って自然にAちゃんの頭をポンポンするユーキ。
…悔しい。こんなの完全に2人の世界じゃん。
祐基「Aちゃん、大丈夫?」
『はい、もう大丈夫です、!ありがとうございました!』
写真を撮り終わった後も、Aちゃんの目はユーキしか捉えてなくて。
僕が映ることは一切なかった。
祐基「また来てくれる?」
『もちろんです!この後もまた行きます!』
祐基「ほんと?嬉しい!待ってる!」
こんな幸せそうなAちゃん見てたら、僕なんか勝ち目ないじゃん…。
もし、Aちゃんがユーキ推しじゃなくて僕推しだったら何か変わってたのかな?
好きな女の子が他の人を想ってるってこんなに苦しいものなんだね…
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Nozomi(プロフ) - HARUNAさん» コメントありがとうございます!そうなんです!そこの意外性を敢えて狙ってみました(笑)これからもぜひぜひ見届けてもらえると嬉しいです♪ (2017年12月2日 16時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - ユーキ推しなのにユースケの話って面白いです!主人公の子は、どうなっちゃうんだろうどうなっちゃうんだろう?笑笑 (2017年12月2日 7時) (レス) id: f245cb02f5 (このIDを非表示/違反報告)
Nozomi(プロフ) - HARUNAさん» 感想ありがとうございます!楽しみにして頂けているみたいで嬉しいです♪すごく励みになります!更新頑張りますので、また感想聞かせてもらえたらありがたいです!これからもよろしくお願いします^^ (2017年11月15日 6時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - めっちゃハマりましたまだ4しか出てないのに次まだかなー?止まってる自分に驚きました!!!笑笑楽しみにしてます!! (2017年11月14日 21時) (レス) id: f245cb02f5 (このIDを非表示/違反報告)
Nozomi(プロフ) - 玖蘭零☆さん» 確認不足ですみません。すぐに外しました!ご指摘ありがとうございました! (2017年11月10日 22時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nozomi | 作成日時:2017年11月10日 22時