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あれから頭にあるのはあの子のことばかり。



もう二度と会えないかもしれないのに、どうしてこんなに気になっちゃうんだろう。



祐基「ユースケ?」



佑亮「…ん?」



祐基「ぼーっとして…何かあった?」 



佑亮「ううん、大丈夫!ありがと。」



祐基「そっか。今から本番だよ!気合入れていこうぜ!」



佑亮「うん!そうだね!」



それからいつものように円陣を組み、ユーキに背中を叩いてもらってついにLIVEスタート!



このままの僕じゃ絶対だめ。今はLIVEに集中しなくちゃ!



それから何曲も過ぎ、MCも無事に終わった。



そして、演出で客席に降りた時



佑亮「あっ、」



赤いペンライトを持って楽しそうに笑っている女の子は紛れもなく、あの時の…



思わずぼーっと見つめていると、女の子は僕に気付いてくれたみたいで、にこっと微笑んでくれた。



佑亮「(今、僕の方見てくれた…?)」



それから、女の子がそっとカバンの中から取り出したものは…



佑亮「(えっ、何で!?) 」



まさかまさかの黄色のペンライト。



その黄色に光るペンライトを、僕に向けるかのように一本だけ大きく動かしてくれているのが、離れていてもよく分かった。



佑亮「(これって、わざわざ僕のために…?)」



赤色の中に一本だけ光る黄色のペンライト。



たった一本だけど…どのペンライトよりも輝いて見えた。



そして、また女の子と目が合うと今度は口パクで



“ありがとう!”



と言ってくれているのが、しっかりと伝わってきて。



佑亮「(こちらこそ!)」



とだけ、僕も口パクで返した。



まさかまたあの子に会えるなんて。



しかも、それだけじゃない。



黄色のペンライトを持ってくれてるなんて。



…どうしよう!信じられないくらい嬉しい!



ほんとはたくさん話したいことも聞きたいこともあるけど、今はそれだけで十分だよ!



そう思いつつも、あの赤色のペンライトを全部に黄色に出来たらいいのにな…



なんて、思っちゃう僕はきっと誰よりも欲張りなのかもしれない。

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設定タグ:超特急 , ユースケ , 福田佑亮   
作品ジャンル:タレント
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Nozomi(プロフ) - HARUNAさん» コメントありがとうございます!そうなんです!そこの意外性を敢えて狙ってみました(笑)これからもぜひぜひ見届けてもらえると嬉しいです♪ (2017年12月2日 16時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - ユーキ推しなのにユースケの話って面白いです!主人公の子は、どうなっちゃうんだろうどうなっちゃうんだろう?笑笑 (2017年12月2日 7時) (レス) id: f245cb02f5 (このIDを非表示/違反報告)
Nozomi(プロフ) - HARUNAさん» 感想ありがとうございます!楽しみにして頂けているみたいで嬉しいです♪すごく励みになります!更新頑張りますので、また感想聞かせてもらえたらありがたいです!これからもよろしくお願いします^^ (2017年11月15日 6時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
HARUNA - めっちゃハマりましたまだ4しか出てないのに次まだかなー?止まってる自分に驚きました!!!笑笑楽しみにしてます!! (2017年11月14日 21時) (レス) id: f245cb02f5 (このIDを非表示/違反報告)
Nozomi(プロフ) - 玖蘭零☆さん» 確認不足ですみません。すぐに外しました!ご指摘ありがとうございました! (2017年11月10日 22時) (レス) id: d7414e7aa6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nozomi | 作成日時:2017年11月10日 22時

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