歓迎・・・? ページ5
YOUR side
挨拶回りは明日にすることにして、がたがたと荷物を片付けていく。
その時、
ピーンポーン
部屋のチャイムが鳴った。
私の家なんかに誰だろう。
「はーい」
がちゃり、とドアを開けると、そこには満面の笑顔の吉野君。
「吉野君・・・どうしたの?」
てっきり大家さんあたりだろうと思っていたからびっくりする。
晃「あんな、ちょっと来てほしいねん、稜雅のとこに」
「え、りょ・・・?」
晃「ええからええから!あ、あと俺は吉野君やなくてこーちゃんな!」
こーちゃん・・・?
晃「稜雅は3号室に住んどんのや、はよ行くで」
ぐいっと手首を引っ張られ、辛うじて財布とスマホだけ持って部屋を出た。
「ねえ待って待って、ちょっと説明するの先じゃなくて!?」
外階段を下りて、少し行ったところがリョウガ?さんという人の部屋だった。
晃「まあええやん、どうせ片付けくらいしかやることないんやろ?」
図星だけど。
アヒャヒャヒャヒャヒャ、と変な笑い声を上げて、吉野君がドアを開ける。
晃「おーい!連れてきたで−!」
男の人が・・・6人・・・?
え、男の人だけ・・・?
え、てことは男の人7人・・・・・・!?
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作者名:Rim@ | 作成日時:2018年7月29日 11時