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「わふっ」


「もふまるはダメかい?」



そうだなぁ、と空を仰ぐ。


ふと この前読んだ本を思い出した。


19世紀に書かれた伝記、狼の群れと、彼らに家畜が襲われて困っていた人間の話だ。



その群れのリーダーは偉大で、仲間思いで、 初めて読んだ時かっこいいと思ったものだ。



「…確か、あれは」


「?」


「ロボはどうだい?
大きくてかっこいい狼の名前だよ」



もふまる、もといロボと名付けられた毛玉。


ぶんぶんと振られる尻尾は喜びを表していた。

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月21日 17時

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