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声をかけてきたのはツンツン頭の少年だった。
「君の友達かい？」
「まぁ そんなとこ」
「純粋そうだね」
君の影に似合わないくらい、とぼやく。
世間の12歳とは何かがちがう、もしかしたら裏の人間なのではないか。
キルアをそう疑っていた。
「お姉さん 誰？俺 ゴン＝フリークスだよ！」
「僕はハクアだよ よろしくね」
セカンドネームを名乗るつもりはない。
どうせこの試験が終われば会うことはないのだから。
「2人とも最年少らしいね 周りは年上ばかりだろう？」
「でもハクアさんも一緒でしょ？
あ、後で俺の友達 紹介するよ！」
どこにいるんだろう、と辺りをキョロキョロするゴン。
どうやら見つけたらしく手招きした。
「クラピカ、レオリオ こっちだよ！」
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年1月26日 23時
