BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪

３０話 ページ31

そう言った(人2)の姿はとても凛々しかった

梓「そっか」

(人2)「ええ…それより絵麻のケータイリビングに無かったかしら？」

椿「えっ？…きずかなかったなぁ」

(人2)「そう、じゃ私はリビングに行くわ。それじゃおやすみなさい」

梓「待って！」

梓はとっさに(人2)の腕を掴んだ

(人2)「どうかした？」

梓「僕も一緒に行ってもいい…？」

(人2)「もちろん」

椿「じゃあ俺も行こ〜と」

そして３人とバロンでリビングに向かった

(人2)「え〜と…ケータイ、ケータイ……あ、あった！」

椿「良かったね〜！見つかったことだと飲み直さない？(人2)ちゃんも一緒に」

(人2)「えっ？でも私あんまり強くないわよ？」

椿「大丈夫、大丈夫！」

梓「少しだけで良いから」

(人2)「じゃあ私もいいかしら？」

椿「もっちろん！」

バロンはそれを聞き…

バロン「(人2)、リボンでケータイを俺に結びつけろ。先に戻る」

(人2)「えっと…あった！バロン、ちょっとごめんね」

とバロンにリボンを結びつけエレベーターの前に行った

(人2)「それじゃお願いね」

バロン「ああ、あまり飲みすぎるなよ」

(人2)「うん、気を付けるわ」


バロンをエレベーターに乗せ、(人2)は二人の元に戻った

梓「あっ戻ってきたね」

椿「それじゃ飲も飲もー！」

(人2)「ええ！」

そして３人で飲むこと一時間……

(人2)「もうダメ…」

椿「そんなこと言わないでもう一杯！」

とどんどん椿はコップに注いできたが…

梓「椿、そこまでだよ。それに(人2)さん寝てるよ」

椿「えっ？…ほんとだ、綺麗な寝顔だなぁ……ねぇ梓」

梓「なに？」

椿「俺、譲る気ないから(人2)ちゃんの事」

梓「！…僕も同じだよ、負ける気はない」

二人はバチバチと火花を散らしていたが…

(人2)「ぅうん……絵麻ぁ…」

椿梓「………／／／」

梓「…まずはあの子より心に残らないとね」

椿「そうだなぁ」

とショボーンとしてしまった梓と椿だが…

椿「この体制は凄く嬉しいけど…俺、動けない」

(人2)は椿の肩に頭を乗せていたのだ

梓「あ〜ここで寝よっか、掛けもの持ってくるよ」

椿「おう！」


椿「なぁ(人2)ちゃんは俺を好きになってくれるよね？……って返ってくる訳ないいか」

(人2)「……ぅ、ん」

とふにゃっと笑った。それを見た椿はこれでもかと思うくらい赤面した


椿「反則だろ…／／／／」

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