２９話 ページ30
人2)「おやすみ、ちぃ」
そう言いながら髪を撫でた
ジュリ「やはり(人2)は凄いな、私が言ってもちぃは全く泣かないぞ？」
(人2)「そう…私はこんなことしかしてあげられないから……」
バロン「そんなことはない、ちぃは(人2)と居るとき凄く嬉しそうだ…ちぃの中では(人2)の存在が大きい」
ジュリ「だからちぃは安心するのだ」
(人2)「……そっか」
するとインターホンがなった
(人2)「はい……あっ、昴くん」
昴「さっきはすまん！あれは勢いで言ったことで！」
(人2)「わかってるわ…でもあの子を悲しませないで」
昴「っ…ホントにごめん！うわっ」
(人2)「きゃっ」
その音にジュリが来て威嚇し、バロンは部屋を出て行った
そして椿と梓を連れて戻ってきた
梓「何やってんの！」
椿「お前なぁ！」
そういいながら椿は昴を(人2)の上から引っ張った
椿「てか完全に寝落ちしてるし」
梓「飲みすぎだね」
椿「はあぁ、しょうがない奴」
梓「ねえ聞いて？皆あの子の事は大切な妹だと思ってる、もちろん姉である(人2)さんも大事な家族だと思ってる」
椿「俺がからかいすぎてあんなこと言っちゃっただけだから」
(人2)「……わかってるわ」
梓「でもなんでこんなことに？」
椿「昴が(人2)ちゃんに言い寄ったの？」
(人2)「そうじゃなくて…謝ろうとした時躓いて一緒に倒れちゃったの……」
梓「………と言うことは事故？」
(人2)「ええ」
椿「でも、事故で済まされる訳じゃないけど」
(人2)「えっ…？」
梓「それより(人2)さん」
(人2)「なに？」
梓「さっき歌ってなかった？」
(人2)「あっ！ごめんなさい！煩かった？」
椿「そんなことないよ〜！チョー綺麗な声に聴き惚れちゃったよ」
(人2)「ありがとう…絵麻が泣いた時とかによく歌うの…」
梓「…そっか、ホントにごめんね」
(人2)「いいえ、あの子はいつも泣くことを我慢する癖があったから…」
椿「？それはなんで？」
(人2)「父と母は家に居ない事が多かったから絵麻と私二人だったの…それで私は家事をしてるから絵麻は寂しいとかそうゆう事を言わないようにしてたの、それが泣くことを我慢させたみたいで……」
梓「そんなことまであったんだ…大変だったね」
その返事に驚いたが(人2)は微笑みながら返事を返した
(人2)「そんなことないわ…だってあの子が居てくれるから…待っていてくれるから私は頑張れるの、だから大変なんかじゃないわ」
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藤北?(プロフ) - 今から最初から読みたいと思ってます！！オチが楽しみです！！ (2016年7月23日 19時) (
レス) id: 3161a8b10f (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - はるるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！指摘もありがとうございますちちゃんと直しますね (2014年1月23日 21時) (レス) id: 1f4f864caa (このIDを非表示/違反報告)
はるる - すんごく面白いです！！ブラコンファンなので、もっと沢山お話を読みたいですっ♪でもゆうすけが『侑介』じゃなくて、『有介』になってました！私なんかが指摘をしてすみません・・・。 (2014年1月23日 20時) (レス) id: 2db14dd170 (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 面白いです。(ゝω・´★)バロンがカッコいいし夢主ちゃんに憧れます。早く続きがみたいです。Ｏ(≧∇≦)Ｏ更新頑張ってください！ (2013年8月17日 15時) (レス) id: 0e37da0855 (このIDを非表示/違反報告)
風丸 マナミ(プロフ) - 凄く面白いです!!主人公可愛い///料理も何でも出来て…絵麻ちゃんの自慢の姉(主人公)ですね♪主人公、ホテルに泊まってるから…絵麻ちゃん寂しい感じ。主人公、絵麻ちゃんLove!な感じだから男子達は頑張って振り向かせれるかな!?//更新頑張って下さい(o・v・o)ﾉｼ (2013年8月5日 22時) (携帯から) (レス) id: 9216772dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2013年7月11日 16時
