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「ドラゴン!?」
イースター休暇も終わりに差し掛かったある日、3人に呼ばれたロゼが談話室の隅で驚いたように声を上げた。
「しー!!」
周囲を見回しながらハーマイオニーが口に人差し指を当てる。
「ああ、ごめん。で、ハグリッドがドラゴンの卵を孵そうとしているんだね?」
「うん。でもほら、ドラゴンの飼育って法律で禁止されてるだろ?」
「うわ……そういえば国際法にそんな項目あったね。」
ロンの言葉を聞き、昨年末に貰ったものを思い出したロゼは頭を抱えた。魔法庁から渡された資料に記された国際法の中に、確かにドラゴンに関する項目があったのだ。
「今日、孵るのを見に行く予定だけど、Aも来る?」
「悪いけれど、私は用があるから……何かあったら教えておくれ。」
手で頭を押さえながらそう言うロゼに、3人は苦笑を返すしかなかった。
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作者名:透 | 作成日時:2021年9月26日 21時