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短い話が続いてますが大丈夫です終わります
読みづらかったらすみません
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グリフィンドールの談話室──就寝時間も過ぎ誰もいないはずのその場所に、ロゼは音を立てないようそっと入る。部屋へと続く階段へ向かう途中、足元に人が倒れていることに気付いた。
「!ネビル?」
ロゼが掛けられていた魔法を解くと、覚醒したばかりで意識がはっきりしないのか、ネビルはぼんやりとしている。
「……A?」
「ネビル、何があったんだい?」
ロゼに促されソファに座っていたネビルが突然立ち上がった。
「っ!A……どうしよう!3人が!ハリー達が!」
「……大丈夫、落ち着くんだ。まず君に術を掛けたのはハーマイオニーかい?」
宥めながらそう問い掛けたロゼに、ネビルは力なく頷く。
「うん……3人がまた外に行こうとして、僕、止めようとしたんだ!」
「まさか……わかった。ありがとう、ネビル。3人は必ず私が連れ戻すから、君は部屋に戻って寝るといい。」
「でも……」
「大丈夫。安心しておやすみ。」
ロゼの言葉に少しは安心したのか、ネビルは大人しく階段を上がって行った。その姿が見えなくなるまで見届け、3人を追いかける為ロゼは自室へと戻った。
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作者名:透 | 作成日時:2021年9月26日 21時