元暗殺者が、167人 ページ24
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#夢主SIDE
月 「それに対して、こっちは簡潔な指示と擬音ばっかで何を言っているのかわからないんですよ。」
『でも何チーム作るかにもよりますけど、指示を出すのは多分平気ですよ。日頃からやってますもの。』
及 「何チーム作る?」
『一番人数の少ないポジションにわせるといいと思います。僕達は、セッターとスパイカー、リベロが2人ずつだったので、2チームでした。』
そういや、一番人数の少ないポジションってどこだろう?
一年は抜くよね…。
リベロかな?…5人だし。
セッター…ではないのか。
となると、5チームかな?
『5チームですか?作るとしたら。』
日 「え?なんで?リベロ7人じゃん。」
『あれ、言ってなかったっけ?1年は明日バレー禁止。だから、仕立てに行くの。』
山 「仕立てる…?仕立てるって、服を作るってこと?なんで?」
『最終日の為。まぁ、詳しいことは後々監督たちから言われるでしょうけど。』
詳しいことは言えないんよね。
ごめんさい。
木 「5チームでいいの?」
牛 「そうするか。」
及 「えーっと、じゃあ…リベロが5人、セッターが6人?…エースが6人で…。」
澤 「ブロッカーとスパイカーは数えたらキリがない。」
黒 「じゃあ、今日は解散?」
二 「そうっすね。」
一言交わし、解散となった。
僕はお母さんに電話をする為、手早くその場を去った。
『もしもしお母さん。…さっきの件で、明日って平気?』
母 「あとで確認しておくわ。」
『あと、別日程でもお願いしたいんだけど。』
母 「どうして?」
『あー…、明日は1年だけで、別の日に2・3年でいいかなって監督が。』
母 「わかった。まぁ、詳しいことは聞かないでおくけど?明日、もしOKなら蓮が迎えに行くようにしとくわ。」
『了解。ありがと、お父さんに宜しくって伝えといて。』
んんー。今日は疲れたなーっと。
迎えに来るのが蓮か…。
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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年5月21日 19時