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太芥『翌朝』 ページ1




 もう初見の人はシリーズ最初のほうから読んで頂いていると願い、ほんのりr15っぽいような?お噺。


♀♂


 麗らかな春の日。カーテン隙間から覗く日の光で太宰は目覚めた。隣には愛しい愛しい私の恋人がさも幸せそうに寝息をたてていた。



「可愛いなあ…」



 うわ言のように呟く。言われた本人…芥川は起きる気配など微塵もなく、ただ寝ている。


 …組合戦が終わったあと、二人の関係は変わった。合鍵を使用し、互いに1つの寝台で身を寄せて寝たりすることが多くなったのだが、今回は違う。



「…やり過ぎたかな?」



 昨日…いや、寝たのはおそらく今日だろう。芥川は先刻まで抱かれていたのだ。

 後処理は太宰が抜かりなくしてくれたのだがやはり疲労とはまた別だ。芥川の頬を試しに触ってみたが、すべすべで滑らかなだけで何にも起こらなかった。



「んっ…」



 と、芥川がうめいた。不味い、起こしてしまったか?と太宰は一瞬冷や汗を流してしまったが、今は別の意味で流している。


 そう、まるでもっと撫でてくれと言うように頬をすりよせて来たのだ。


 待て、これはまだ自分が元気だから抱いてくれという暗示なのか?と太宰は芥川にとって迷惑でしかないことを思う。


 小さくて華奢な芥川の身体をもう一度抱きしめ、太宰は一人微笑を浮かべた。



 芥川も無意識のうちに微笑んでいた。



♀♂



 そのあと優しい接吻をして起こした太宰さん。


 続編希望があった故に作りました。応援ありがとうございます。


 リクエストはどんなものでも受け付けますどーんと来ーい。


 よろしくお願いします!









 忘れなければ一番右のお星さまをぽちっと((小声

敦芥『慣れない』→



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羅生門 - 体が痛む。 (2021年4月5日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
羅生門 - karadagaitam (2021年4月5日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
羅生門 - karadagaitam (2021年4月5日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
kyo - 誰が見ても認める美貌の持ち主の芥川さんは、驚くほど食事の量が少ないので食べ残しは私が食べます。(きりっ) (2017年8月25日 10時) (レス) id: b8f51b6520 (このIDを非表示/違反報告)
なかゞわとまと - マジカルワールドさん» 本当に申し訳ないです…!ありがとうございます! (2017年6月10日 23時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なかゞわとまと | 作成日時:2017年4月22日 1時

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