第29話 ページ32
その後も保健委員の子達と会話しながら(善法寺先輩は緊張して目を合わせられない)楽しく活動しているとふと天井裏から学園の者でない気配を感じた
『(何だろうこの気配…善法寺先輩は気づいていらっしゃるのだろうか…？)…何者だ』
後輩達を後ろにやり、隠し持っていた手裏剣を天井に当てる
すると
「おや、気配を消していたのにバレてしまったね」
『…何者だ』
「あ〜！ちょっと粉もんさん！」
「雑渡昆奈門だ…」
あっ、知り合いなんだ
ボケとツッコミ出来る程の仲なら大丈夫か。
…って、はっ？？！？！？
『タッ、タソガレドキ忍者組頭の雑渡昆奈門さん！？すすすみません手裏剣を投げてしまって！！』
どうしよ…このままkillするって言われても文句言えないよなあばばば…その時は潔く覚悟を決めよう。
「いや、良いんだよ。君、なかなか良い目をしているからね。」
『あ、ありがとうございます(お面してるから目は見えないだろっていうツッコミはした方が良いのだろうか…)』
流石に初対面だから自重しないとね。自重大事。
何にせよタソガレドキ忍者の人に褒められるって言うのは嬉しいものだ。
「A先輩、そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ
〜。雑渡さんは優しいですから」
鶴町君が言う。え、待って雑渡昆奈門さんのお膝に乗ってる姿可愛すぎません？？？
「そうだよ、A。だから安心して」
『そ、そうなんですね。分かりました。』
善法寺先輩にもそう言われた。雑渡さん、一応曲者のポジションな筈なんだけど…まぁ、良いか。
「よろしくね」
女の子座りしてピースする雑渡昆奈門さん。案外おちゃめな人らしい。
「あっ、A先輩！見学しないと！」
猪名寺君の言葉にはっとする
『あっ、ごめん。そうだったね。』
「いえいえ大丈夫ですよ！次は薬を煎じましょう！…ってうわああああ！」
『っっ！危ない！』
猪名寺君の方を見ると棚が倒れそうになっていた。
近くにいた為何とか支えることが出来た。ふぅ…
「A先輩！ありがとうございます！」
『大丈夫だよ。猪名寺君こそ怪我はない？』
「はい！」
「うわあああ」
『？！』
こ、今度は何？！
声がした方を見るとお茶を運んで来てくれたらしい川西君が転けそうになっていた。慌てて川西君の腕をつかみお盆を支える。危なかった…っ
『大丈夫？火傷してない？！』
「はいっ！大丈夫です」
よ、良かった
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凛(プロフ) - 続きすごく楽しみにしてたので更新とてもありがたいです！また楽しみに待ってます！ (4月27日 8時) (
レス) @page46 id: c045f3c206 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです！！主さん無理しすぎないでください！更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるる | 作成日時：2020年2月12日 21時
