第24話 ページ27
八君が全力で肩を揺さぶった為ものすごく気持ち悪い。本当に何奴も此奴も自分の顔の良さに(以下略)
私が気持ち悪さに耐えている間にあみだくじでどの委員会から見学するか決まったらしい。
「おお!私の委員会からか!よし!行くぞ!A!!」
『えっちょっ待っ…』
気づいた時にはもう既に腕を掴まれ外へ向かっていた。待って嘘やん。いきなり…
『(体育委員会かよォォォォォォォォ!!)』
待って私の体力最後まで持つのかな???
同級生達の同情する目が私の視界に入った。
だから同情するなら助けておくれよぉ!
__
そして七松先輩に腕を引かれるまま(強制的に)連れてこられたのは忍術学園の裏山である。
え?こんなにすぐ到着するような場所でしたっけ?
ここ…(震え声)
七松先輩の人間離れした運動神経にかなり引いていると体育委員会の子達が視界に入った。
「よし!時間が無いからランニングしながら自己紹介するぞ!!!」
『え』
「七松せんぱぁい!!自己紹介くらいゆっくり…」
滝夜叉丸君がぼうく…七松先輩を止めてくれる
いいぞ頑張れ滝夜叉丸君!
しかし、
「細かいことは気にするなぁ!!」
『(あっ!ですよね!止まりませんよね!!)』
なんとランニングしながら自己紹介しなくてはならなくなった。
とりあえず1年生の子に合わせて走る。
「僕はっ…1年は組のっ、皆本金吾ですっ…剣術が得意ですっ!よろしくお願いしまっ…す!」
『うん、改めて後藤Aです。よろしくね!…大丈夫?皆本君』
「だっ、大丈夫です…っ」
皆本君は息を切らしながらそう答える。
あっ、これ大丈夫って書いて
『皆本君、私おぶろうか?…足も捻ってるみたいだし』
「えっ!?なんで分かったんですか?!」
『一応くノ一のたまごですから』
「…すみません、お願いします」
『うん、おいで』
そう言って皆本君をおぶってまた走り出した
何この子むっちゃ軽い可愛い。
すると前方に青い忍装束が見えた
『初めまして、後藤Aです』
なんて簡素な自己紹介だって?コミュ障にはこれが限界なんだよぉ!
「あ〜A先輩、おはようなんだなぁ〜」
『んぐっ…おはよう(可愛い…何だこの癒しオーラ)』
「僕は時友四郎兵衛です〜よろしくお願いしますなんだなぁ〜」
『よろしくお願いします(悶)』
やばい時友君可愛すぎる…
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凛(プロフ) - 続きすごく楽しみにしてたので更新とてもありがたいです!また楽しみに待ってます! (4月27日 8時) (レス) @page46 id: c045f3c206 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです!!主さん無理しすぎないでください!更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるる | 作成日時:2020年2月12日 21時