木刀振り回したら蛞蝓に直撃した。【中原中也】【紺の時代】

意思疎通 ページ28

『姉さん』


「なぁに？」


『お泊まり会しない？』


「したいわ！」


エリスは嬉しそうに云った。


お泊まり会なんてずっと昔にしたきり、していない。


「あたしは戻るわ！また夜に来る！」


『判った』


お互い手をひらひら振り乍、エリスは部屋を去って行った。


『､､､､､､､､､中也如何してっかな』


仕事には違いないが、どんな気持ちで居るのだろうか。


ビワは部屋を出た。







◇◆◇◆◇◆


『ン』


「ん」


『､､､､､仕事してないでしょ。治』


「しているよ」


廊下でばったり会ったのは太宰だった。


『､､､､､､､､､』


「､､､､何だか静かだね」


『､､､気力が湧かない』


「あそ」


『今日は姉さんとお泊まり会なのに』


「姉さん？」


『エリスの事』


「よんだかしら？」


『ブヮッ』


心臓が引き裂かれて元気になるかと思った(？)


「オサムじゃない」


「ごきげんよう、エリス嬢」


太宰は小さな笑みを浮かべて挨拶した。


「抱っこして！」


「エー、ヤダなぁ」


「はやく！」


「ン"ー」


面倒臭そうにエリスを持ち上げる太宰。


エリスは太宰の首を抱き締めた。


エリスの外見が違えば、反抗期の兄と兄大好きな妹に見えなくもなかった。


『処で姉さん、何で此処に居るの？』


「お泊まり会のじゅんびをしといて、ってビワにつたえにきたのよ！」


『私の部屋だから大丈夫じゃない？』


「あら？」


『あらら？』


「､､､､､異国でお泊まり会をするのよ？」


「わぁお」


太宰が変な声を上げた。


お泊まり会とは、旅行､､､､､､､なのか？


『きぃっつぅ』


ビワとエリスの意思疎通ミスにより、異国でのお泊まり会となったのだった。







◇◆◇◆◇◆


ねー！！


アニメの最新話見ました？！！！


もう泣きそうでした！！


明日は満面の笑顔で登校できちゃう！！！


話は変わりますが、ネタがありません。


何かして欲しい事とかありますか？


あるならば、ぜひコメントでお伝えください！


ネタが無いと、更新が出来ないんです､､､､､､､､､。


リクエスト = 更新


イコーール！

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