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Lavandula ページ22

『うふふ、中也ったらイケメ〜ン』


「止まれ!!」


『否、無理だわ』


ビワの躰は空へ落ちて行く。


中也の躰も空へ落ちて行く。


『ハグして捕まえてよ。先刻みたいにさ』


悪戯っぽく笑うビワ。


そんなビワに対し、中也は余裕の無い笑みを浮かべ、冷や汗を風で乾かし乍云った。


「Lavandula?」


ビワは少しだけ考えた。


『ラベンダー、、、、、、嗚呼、うん。花言葉知ってるなんて乙女だね』


「うっせェ。もうじき死ぬぞ」


『あはは、助けてよ』


「、、、、、、チッ」


中也は軽く舌打ちをし、ビワに手を伸ばす。


ビワの手を掴むと、二人の落下速度が急激に下がり、ふわふわと浮遊しているかの様になった。


『アルバムに勝った!』


「手前が死ンだら、俺も死ぬンだわ」


中也は空中でビワを横抱きにする。


そして、ゆっくりと地面に着地した。


『わ〜い、ありがと〜』


「ッたく、、、糞が」


きゃっきゃと幼児の様に笑うビワ。


其の笑顔は純粋で、無垢で、唯、綺麗だった。


『あはは、降ろして?』


「へいへい、降ろしてやンよ」


ビワを立たせると、中也は気怠げに胡座をかいた。


『道のど真ん中だよ』


「疲れたンだよ」


ビワは上から中也を見つめる。


『Jump up and kiss me』


「"立ち上がってキスして"ッてか?厭だわ」


『エー』





ラベンダーの花言葉。





"貴方を待っています"





"期待"

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落蕾 - (名前)さん» デート編出来ました!最後、デートか?ってなったらごめんなさい!(名前)様のおかげで中也とビワちゃんのラブシーンが書けました!またリクエストお待ちしてます! (11月26日 21時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエストです、中也とビワちゃんのデートが見たいです (11月14日 23時) (レス) @page35 id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - (名前)さん» ものすごい頻度でサボりますが、頑張ります!! (11月13日 0時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 続き楽しみにしてまーす! (11月11日 18時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - ありがとうございます!!エリスちゃんが可愛くてかっこよくて最高です(*T^T*) (9月28日 20時) (レス) @page29 id: c5006667e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:落蕾 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年8月22日 1時

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