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忘れ ページ14

目が覚めた。


『、、、、、、』


隣で眠る中也を見ると、長い睫毛を臥せ、静かに寝息を立てていた。


無防備なフェチ集合体を見ると、口角が上がってしまうのがビワの性だ。


何時も通り、シャツを脱がす。


中也の腹に馬乗りになり、腹筋をなぞった。


固い。


其れだけ。


『ちゅ〜や〜?襲っちゃうぞ〜』


中也の耳元に口を近付ける様にして、中也に覆い被さる。


其れでも起きない為、中也の耳をちゅっ、と吸ってみた。


『、、、、、、、起きないわ』


ビワは諦めてベッドから出た。







◇◆◇◆◇◆


リビング。


『あ。私、服は家(本部)だわ』


今更な事に気付く。


て事で一旦家(本部)に帰る事にした。


スマホで部下に迎えを頼む。


朝の六時に上司を迎えに行くなんて、ビワが部下の立場なら絶対にやらないし、やりたくない。


『中也にお手紙書こっと』


小さな紙に、さらさらっとメッセージを書いた。


[ご飯美味しかった!また本部でね♪]


『よし。行こ』


ビワは中也の家を出た。







◇◆◇◆◇◆


今日のビワはシャツと黒いパンツでは無く、グレーのフード付きパーカーと、ネイビーの短パン、黒タイツにスニーカーを履いていた。


まぁ、動き易い格好と云った処か。


中也は訊いた。


「スーツは?」


『何時も此れだったけど、最近スーツ新調してテンション上がって着てただけー。今は飽きた』


くるんと回るビワは、幾らか幼く見えた。


『そー云えば、任務行かないの?』


「何の?」


『私と中也と治の合同任務。伝言云うの忘れてたね。今思い出したわ』


「早く云え!!!」


ビワと中也は本部の外に向かって走り出したのだった。

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落蕾 - (名前)さん» デート編出来ました!最後、デートか?ってなったらごめんなさい!(名前)様のおかげで中也とビワちゃんのラブシーンが書けました!またリクエストお待ちしてます! (11月26日 21時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエストです、中也とビワちゃんのデートが見たいです (11月14日 23時) (レス) @page35 id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - (名前)さん» ものすごい頻度でサボりますが、頑張ります!! (11月13日 0時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 続き楽しみにしてまーす! (11月11日 18時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - ありがとうございます!!エリスちゃんが可愛くてかっこよくて最高です(*T^T*) (9月28日 20時) (レス) @page29 id: c5006667e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:落蕾 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年8月22日 1時

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