廿肆 ページ31
鏡花ちゃんが連れてきてくれた処。
其処は、探偵社のある
勤務先と同じ建物に良い
私も大抵学校の昼休みは、食堂に隣接されてるカフェテリアで友達と過ごしてるんだよね。
……そういえば私の学校って如何なったんだろ。
此処最近ずっと行ってないけど……大丈夫なのか……?
「此の喫茶処は、探偵社員の憩の場。
だから、中に入れば誰かしら顔馴染みが居るかも知れない」
鏡花ちゃんはそう云って扉を開いた。
『……本当に、都合好く誰か居たりするんだろうか……?』
すると店内には────
.
「嗚呼ッ、なんて可憐なお嬢さんなんだ!!
そうだ、其処の窓から貴女と同じくらい水面が輝いている河が見えるでしょう?
その綺麗な河で私と心中して戴けませんか!!!!」
「矢っ張り此処の
ねっ、兄様もそう思いませんこと?
ほら!あ〜〜〜ん♡」
「あッこらナオミ、……判ッたよ。
あ、あ〜〜ん……」
居たーーーーーーー。
顔馴染み居たよーーーーーー。
とっても目を背けたくなるけども。
居たよーーーーーー。
『あ、あの鏡花ちゃん。これって御取り込み中っぽいし戻った方が良いんじゃ──』
「A、彼処の席に座って」
『鏡花ちゃん羨ましい程動じてない』
何でこんなにも冷静なの……?
真逆見放してるって訳じゃないよね……??
『えっえっほんとに何もしなくて大丈夫なの鏡花ちゃん!?』
「慣れた。此処の店員も私も。
だから安心して」
慣れたんかい。
てか慣れてるからって良いのかよ。
まあ良いなら良いけどさ。
因みに居たのは太宰さんと、谷崎さん兄妹。
様子は言わずもがなですね。
と云う訳で、鏡花ちゃんと
とは云ってもな…。
『鏡花ちゃん。
私、ここの
「なら、私が一緒に注文する」
鏡花ちゃんはそう云って、
「おばちゃん。
あと豆府も」
因みに私達は、その声で太宰さんと谷崎さん兄妹に気づかれた。
なんか…何とも云えない。
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守川(もりかわ)(プロフ) - 蘭香さん» コメントありがとうございます!大変お待たせしました(´;ω;`)長らく更新出来ず終いですみませんでしたorzこれからもどうぞ御贔屓に宜しくお願いします(*´-`) (2018年5月21日 23時) (レス) id: e9ab5a1a86 (このIDを非表示/違反報告)
蘭香 - これおもろいなぁ…はよう続きが見てみたいわ且⊂(゚∀゚*) (2018年5月20日 5時) (レス) id: 4a14a6da47 (このIDを非表示/違反報告)
守川(もりかわ)(プロフ) - 来夢さん» コメントありがとうございます!面白く出来ていたら幸いです(*^-^*)時間軸は、この話を書き始めた時点で私がまだ10巻までしか漫画を読めていなかったので組合戦の後になってます!話の紹介文にも付け足しておきますね! (2018年4月6日 22時) (レス) id: e9ab5a1a86 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - ブリッジの顔文字可愛いwwちょこちょこ挟まれるギャグとか、凄く面白いです!この作品は、時間軸はどうなっているんですか?鏡花ちゃんがいるから、組合戦のあとですか? (2018年4月6日 15時) (レス) id: 7c45f15a69 (このIDを非表示/違反報告)
守川(もりかわ)(プロフ) - りんずさん» コメントありがとうございます!タイトルはギャグらしくて目を引くものにしたかったので、タイトルについての反応を頂けたのがとても嬉しいです(*´ω`*) 応援に応えられるものが書けるかどうかは分かりませんが、これからも頑張ります! (2018年3月31日 8時) (レス) id: e9ab5a1a86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:守川 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miamia251/
作成日時:2018年2月3日 7時