【文豪ストレイドッグス】太宰さん！！！空から女の子が！！！！！！！！【トリップ】

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「でも、異能力者じゃなくても乱歩さんは凄いんですよ。
だって、異能力って云っても疑わないくらいの凄い推理を一瞬でしちゃうんですからね！」


『じゃあ…乱歩さんって、すごく偉大なんですね』


「そうですね！
僕もまだ社員になって日が浅い方なので何度も見たって云う訳じゃないですけど、乱歩さんの頭脳は本物だと思います。
一番見たら、異能力じゃないと判っていても疑ってしまうような推理なんです！」


『へぇ…1回で良いから見てみたいなー、名探偵の『超推理』。
そう云えばさっき太宰さんが、って云ってましたけど、太宰さんも何かしら異能力を持ってたりするんですか？』


「勿論！
太宰さんは触れた者の異能力を無効化する『人間失格』の使い手ですよ。
反異能力者って云ったりもするらしいです」


『無効化かぁ…
(太宰さんの能力、彼の割りには思ったより意外と単純(シンプル)…なんて云ったら怒られるか)』




ていうか。

身近に異能力者多すぎませんかね。

確かに武装探偵社は異能力者を集めた集団らしいけれども。

それにしてもそんなにホイホイ居て良いもんなのかね。心配やぞ私。(何様)




「あっ、此処です！駄菓子屋！」


『うぉ！？！？』



賢治さんが突然あげた声にちょっとビビった。

危ない危ない、話に夢中で通りすぎる処だった…









駄菓子屋の中。

賢治さんと、乱歩さんの駄菓子を選ぶ。



『乱歩さんってどんなのが好きなんでしょうかねぇ』


「そうですねー。
乱歩さん、よくいろんな種類の駄菓子を食べてるから…あ、これなんて如何でしょう？」



賢治さんが示したのは、細長い漏斗(ろうと)型の袋に入ったポン菓子。
何気に食べ始めたら手が止まらないし飽きることの無い罪なヤツだ。




『これ、美味しいですよねぇ』


「Aさんもそう思いますよね！
じゃあ、これは買うとしましょうか」



賢治さんは上機嫌でポン菓子を一つ籠に入れた。



「あ、そうだ。
確か、駄菓子って切らしてたんですよね？
じゃあもっと買っておかないと」



賢治さんはそう云って、ポン菓子をもう五個籠に入れた。

いや幾ら何でも多くね？？


「AさんAさん！
あの、彼処の棚にあるP○CKYとポテ□ング、持ってきてもらえます？三箱くらい」



いやだから多いって。
そんなにいる？？

というかさ。

P○CKYとポテ□ングって微妙に隠しきれてないからね賢治さん。

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