東方幻想記録物語、夏の番外編

謎のテンション　三鈴 ページ22

浴衣の犠牲者が何気に多い気がする。そして私は傍観者。魔法で手持ち花火を生み出して、一人で遊んじゃうぞ☆

──半分くらいは嘘だ。手持ち花火は家から持ってきた。そして私は、傍観よりかは妨害する方が好きだ。普通の人から見ればクズだね！

「何言ってんだろ、私……」

祭りだからか、異様にテンションが高い。目の前にリア充がいたらもっと盛り上がるね。温度も激烈に上がるけど。なんでかと言うと、超威力の爆裂魔法をぶっぱなすから。まあ、博麗神社も全壊する魔法だから使わないけど。折角貯めた貯金が賽銭へ消えるのは却下だ。

にしても、お姉ちゃん遅くないか？いや、普通に日が暮れてくると怖い雰囲気が漂う森にビビってるだけか。お姉ちゃんはビビりだし。

「暇だし、手持ち花火でもやろう！」

やることは一つ、手持ち花火だ。あ、バケツもロウソクもない。しかし、詰んだ訳ではなく、創造魔法で作った。魔法って便利。

手伝い　如夜→←荷物とルーミア　夜

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