東方幻想記録物語、夏の番外編

戦争とマイペース　畔 ページ16

浴衣。 可愛いよ！！
でもさぁー……恥ずかしいじゃんか？
まぁ、動けるよ？ 戦えるよ？
私は白の金魚が描かれた涼しげな浴衣を着て、考えていた。
ガイトなら何て言うかなー？多分、

『良く分からない。』

だろうけどさー(怒)
とりあえず、私以外にも犠牲者いないかな？
「なぁー。誰か居ないのか！？」
…………。
気配はするんだが…可笑しい。
「君が畔？」
「あぁそうだが…今、どっから現れたんだ？」
いつの間にか、水色の浴衣を着た子が後ろに立っていた。
「細かい事は気にしないの」
いや、細かい事か？
「私は夏。よろしくね」
「畔だよろしく。
ま、出ますか。えーと…夏さん？」
「夏で良いよ。」
ふーん。じゃあ、早いこと出ますかね夏。
指を鳴らし魔法を唱えるが何も起こらない。魔力は少ししか使わないから大丈夫なんだが…？
「あの野郎、結界張りやがったなぁ。」
出れねーじゃんかー！
どーすんの！？
「そう言えば……夜さん大丈夫かな？」
あ、良い子♪
すっげぇ、マイペースだな。
「なぁ、夏？」
「？」
「浴衣で異変起こさねぇか？」
「有り金、賽銭箱の中に行きますよ？」
え？ソーナノカー
「じゃあ、戦争。」
違いがわからないけど、良いや。

新たな犠牲者　如夜→←オ、テツ、ダイ？ 照

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