私は悪役令嬢になる。

うざいよ、お兄ちゃん。 ページ4

一番上の兄はジル・コーデリア・アルベルト。
17歳の独身だ。
魔法高等学校の生徒で、剣の腕は全校一番。
この学校は国一番の学校たがら、兄のおかしさが分かるだろう。
あれは兄貴系脳筋タイプだからモテんのだ。
でも、馬術とか剣術とか見せてくれるし、意外と紳士だ。
やっぱり、夜のトイレは怖かった。
行ってもらったのが、ここだけの秘密だ。
そう言っているが、最近将来は『お兄ちゃんのお嫁に来るんだぞ。』とか言ってますけど?
確実にうちの家おかしいって。
　もう一人おかしいのがいたな。
次男のセシル・コーデリア・アルベルトだ。
頭脳は、学校一番で、氷魔法が得意。
無口で少し毒舌と言ったところかな。
16歳の独身。
二人とも実はモテている。
でも付き合う気はないようだ。
ファンクラブも出来ているのに?
　セシル兄は氷でアートを作ってくれる。
ペガサスが超凄かった。
いつも無口だけど、本とかも読んでくれる。
でもさ、なんかツンデレみたいになってるんだよ。
[仕方ない、こ、今回だけだぞ]
クールイケメンみたいな微妙な雰囲気をかもし出している。
　今日は夏休みで戻ってきたが、暑苦しくてありゃしない。
いつも振り回されるし、大変なんだぞ！！！
早く帰ってくれないかなと夏休み中は思っている。

パパさん、それはなんでも早すぎませんか?→←弟よ、姉はつらい。

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