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突然言われた蜂楽の言葉にAはハッと驚き急いで
蜂楽の前に立ちはだかり何とか離れさせる
A「……………」
Aは立ててあった写真に目を向ける。また冴との
写真が映っており、立てかける物ごと握り潰す。
A「(やば……世一……)」
潔の方を向くと抜け殻のように突っ立っており……
A「ごめん世一！！続き教える！！」
潔「あ……うん……」
Aは感情を殺しアドバイスに戻った
千切「てかさ、ここにいてもあれだしトレーニングル
ームに行こうぜ」
御影「賛成、そっちの方が動きやすいだろ」
國神「俺も行く」
蜂楽「ならみんなで練習しようよ！！」
凪「良いね、俺も行く」
潔「Aは？」
A「………良いよ！！行こ！！」
＊＊＊
いざ行くと3人の柄の悪い選手が練習していた
御影「誰だよあいつら………」
潔「あれ、練習してんのか……？」
千切「練習って言うよりかは……」
蜂楽「絶対遊んでるよね〜」
凪「どうする？別の場所……」
A「良いよ、私が何とかするから」
他の棟の選手らしく不審に思いながらも声をかける
A「ねぇ、君達って他の棟の人だよね？私達ここ
使いたいから戻ってくれる？」
モブ1「は？俺らがここ使ってんだし」
モブ2「てかこの子あの眼鏡の妹じゃん！！」
モブ3「やべぇ！！近くで見ると可愛い！！」
A「……練習したいから……」
モブ2「えぇ！！俺らと遊ぼうよ〜！！」
モブ3「ほら行こ！！」
伸びてきた手にAは手を掴まれる
潔「A！！おいお前ら……」
Aは前に絵心から言われた言葉を思い出す
絵心「良いか？お前は極力本性を出すな。てか出す
な。お前が知られたくない事を知られてしまうぞ。」
A「(ごめん甚兄……もう無理……)」
掴まれた手を思いっきり振り払う
A「触んなカスが」
モブ1「へ？？」
Aは近くにあったボールを思いっきり蹴る。その
ボールは3人を抜き去りゴールに突き刺さる。
A「お前らみたいなヘボ人間は楽しくサッカーご
っこでもやってろ。お前らみたいな奴はいらないんだ
よ。早く出てけ。ゴミ野郎が。」
3人は震えてすいませんでしたー！！と言いながら走っ
て逃げていった
Aはふー……と息をつく
A「じゃあ練習しよ……って……」
振り返ると潔も含め6人とも石みたいに固まっていた
A「…………(やりすぎた………)」
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作者名：ツバサ | 作成日時：2021年12月13日 0時
