PERT4 ページ5
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A「はぁー……仕事してたら夜になっちゃったじ
ゃん」
まだ空いてるか中を確認すると………
A「ん？」
食堂の席に2人の物陰が座っている
A「誰だ……？」
そこにいたのは……
凪「あ、あの眼鏡の妹だ」
御影「間近で見ても似てねぇな、本当に兄弟か？」
A「あ、あのチームVの子か」
そこに座ってたのはチームVの凪と玲王だった
A「あれ？いつものあの眼鏡の人は？」
凪「今日はいないよ」
A「なんで？」
御影「勉強」
A「…………勉強出来そうなのになー……」
少し考えていると……
A「あ、もしかしてあの眼鏡付けてるのってあ
れ？頭良くみせる為？」
凪「おー……正解」
A「やっぱり？2人頭良さそうだもんね」
御影「観察力凄いな……お前」
A「いや、そんな事ないよ」
凪「Aはなんでここで働いてるの？」
A「働いてる？？んー……」
頭に浮かぶ過去の光景を思い出し顰めるA
A「前の生活が退屈だったから、誰かの為に動く
のが嫌だから、こんなのごめんだってなってここに来
たみたいな……？？私は私だって証明する為に来たと
いうか……まぁ甚兄がいるし…来たみたいな感じ」
御影「…………」
凪「なんか玲王の境遇に似てるね」
A「え、そうなの？」
御影「俺、御影財閥の御曹司。知ってる？」
A「御影……御影……あ……！！」
日本で有数の財閥企業。御影財閥。
A「えー！！そうだったの？！」
凪「まじか、普通分かるでしょ」
A「だって、ここではそういうの関係ないもん」
御影「………………」
A「私の事は私にしか分からないし、御影くんは
御影くんにしか分からない、そうじゃない？」
凪「確かに………」
御影「ふはっ…変な奴！！そんな事言う奴いねぇよ」
A「え、そう？」
御影「俺ツバサの事気に入った。俺の事は玲王で良い
よ。これからよろしく。」
A「うん、よろしく。玲王。」
凪「玲王だけずるい。俺も名前で呼んで。」
A「えっと……誠士郎？」
凪「うん、よろしくA。」
A「よろしく！！」
それから3人でご飯を食べそれぞれの所へ戻る
A「あ、そうだ！2人とも！！」
御影・凪「？？」
A「剣城くんに眼鏡かけても頭はよく見えないよ
って言っといて」
御影「ぶっ……分かった」
凪「ショック受けそうだな……バカ斬鉄……」
そしてお互い手を振り部屋に戻った
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プラム - この小説面白い！ (5月28日 9時) (
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作者名：ツバサ | 作成日時：2021年12月13日 0時
