月光の天才の逆襲【ブルーロック】 (ページ30)

今日:28 hit、昨日:14 hit、合計:70,257 hit

PERT29 ページ30

＊＊＊

烏「ここやろ、潔」

絶妙なタイミングでパスが渡る

潔「(よし……！！そんでここだろ……！！)」

凪「いや難……」

凪に向かってシュート級のボールを撃つ

潔「(凪にしか出来ないコントロール……ゴール前への

浮上パス……！！)」

凪「(ゴール背中だし、敵は俺を警戒する……)」

微かに凪が笑う

凪「ずるいなぁ……潔世一……」

2人の目に炎が宿る

潔「(俺というエゴに反射しろ……！！)」

凪「YES BOSS」

そして抜けた潔にボールが行く

潔「完璧だ……読み通り……！！」

そしてシュートを撃とうとした瞬間…………

糸師(冴)「案外、このチームの心臓はお前か」

そこには想定に入ってなかった糸師冴がいた

潔「(は？！完全にノーマークだったろ？！)」

ギリ足の先で撃とうとするも重心をずらされて狙うポ

イントがズレる。その時………

糸師(凛)「潔！！俺を視ろ！！」

潔「(クソが……！！)」

潔の集大成を読んでゴール前まで上がっていた凛にボ

ールが渡るも………

愛空「甘いな、俺を容易くかわせると思うな」

糸師(凛)「く……っ……！！」

ボールが奪われようとした瞬間………黒い影が横切っ

てボールを奪った

潔「馬狼？！」

愛空「おまっ……なんで凛(そこ)にいる？！」

馬狼「喰ったぞ！！潔の光！！」

そして馬狼が撃ったスライディングシュートは見事ゴ

ールに突き刺さった

実況「ゴール！！！ブルーロック追い付いた！！」

A「やば…………」

絵心「…………」

A「めっちゃ高揚する…………」

同点ゴールを決めその後も……

「どこが完璧だ！！」「ここだろ？！」

「現地集合なストライカー共」

「やってみろ蜂楽廻！！」

「すっ込んでろ潔世一！！」

A「めっちゃ混ざりたい、もう唸らせようがしま

いが関係ない………」

立ち上がってAは自分の髪をかき上げる

A「今私が、あいつらをぶっ潰したい……！！」

帝襟「絵心さん、Aの影から凄い漆黒みたいなの

が出てる気がするんですけど……やりますか？」

絵心「あぁ、Aは唸らされた様だ。それに契約と

いう名の使命だからな。」

帝襟「A」

A「え？！あ……騒ぎすぎた……って……」

帝襟の手を見るとブルーロックのユニフォームが握ら

れていた

A「………なんで」

絵心「出たいなら早く着替えてこい。今すぐ。」

A「………！！うん！！」