月光の天才の逆襲【ブルーロック】 (ページ19)

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絵心「そしてAは乗ってくれた。そうして偽装の

妹。絵心Aが誕生したのだ。」

蜂楽「なんちゅーこった」

乙夜「大体分かってきた……」

雪宮「そしたらさっきのAの言葉……"早く私を楽

しませないと奪っちゃうよ"っていうのは………」

絵心「そう、俺はまだお前らをAが認めるエゴイ

ストにさしていない。簡単に言うとお前らがまだその

レベルに達していない。」

千切「……？？」

絵心「見ろ」

画面が切り替わりトレーニング質室が映る

凪「あ、Aだ」

そこには1人で練習するAの姿があった

絵心「こいつには今日から自分の為の練習を許可し

た。Aにとってはやっとって感じだろう。ここか

らAは本気でお前らを潰しにくるに違いない。」

烏「上手いな………」

氷織「レベルも段違いやし目付きが別格や」

Aのプレーは一つ一つ美しく目を奪われる

絵心「分かったか？これがAの実力だ」

潔「……………」

絵心「断言しよう。このブルーロック内で一番のエゴ

イストはお前らではない。Aだ。お前達は今現

在、Aにエゴも技術も能力も知識も何一つ勝って

いない。」

全員「…………………」

絵心「そんなAを超える方法は1つ。さっきも言っ

たように楽しませろ。昂らせろ。唸らせろ。」

潔「…………」

絵心「Aより高い能力を持つ。高い技能を持つ。

高い知識を持つ。それは今から短い間頑張っても現状

Aに勝てない。が……」

絵心が指で頭を突く

絵心「己のエゴならいくらでも超えていける。A

さえ……いや世界でさえ追い越せる」

潔「(Aさえ……世界でさえも……)」

絵心「狩ろうとしてくるAを15日後逆に狩ってや

れ。唸らせろ。全員が真のエゴイストになった時。」

ゾクッ……潔達の背筋に快感が走る

絵心「Aを超える……俺が求める真のエゴイスト

チームになれる……」

潔「やべぇ………わくわくしてきた……」

蜂楽「俺も俺も♪♪負けてらんないっしょ！」

糸師(凛)「……………」

絵心「この試合までの15日でエゴを磨け。貪欲にな

れ。15日後の試合で俺とAを唸らせてみろ。」

全員「はい！！！」

絵心「話はここまで。お前らレギュラーメンバーには

専用に部屋を用意してある。そこに行け。以上だ。」

絵心が話を終え帝襟と一緒に部屋を出た