月光の天才の逆襲【ブルーロック】 (ページ15)

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絵心「さぁここからは攻撃陣。まずは敵の壁を外から

切り裂く両WG………」

A「乙夜影汰！！雪宮剣優！！」

乙夜「ちゅーす」

雪宮「はい喜んで」

A「敵の裏を抜けるスピードとシャドウの右翼と

1ON1でぶち抜き捩じ伏せる圧倒の左翼」

絵心「そしてその内に陣取り攻撃の中心を担うラスト2

枚……」

A「まずはそのボールタッチで常識を超えるゴー

ルを重ねた華麗な逸材、凪誠士郎！！」

凪「うっし」

絵心「そしてもう一度言う。このチームは糸師凛を中

心とした超攻撃特化型布陣だ。」

A「つまり凛のパフォーマンスを最大に発揮する

必要がある。その相互関係で全選手中最も優秀な数値

を叩き出して凛のシャドウとして"主張"と"共存"を繰り

返して自らもゴールを奪い取った"凌駕"する才能…」

A「凛の最良のパートナー潔世一！！」

潔「………はい！！」

絵心「これが日本代表に挑む11傑だ」

A「…………」

雪宮「あれ…絵心さん質問。なんで士道くんがメンバ

ーに入ってないんですか？NO.2だしゴールも決めまし

たよね？？」

A「あーそれは……確かに凛に次ぐストライカー

としての能力を示してプレー以外の素行は目に余るけ

どそれでも個人の能力値は高いスコアを出してるのは

事実だね……」

雪宮「ならどうして……」

A「でもその得点は全て個人で取ったもの。つま

り龍聖は凛との化学反応を起こせないって事。しかも

選考終了後のあれ……試合であんな事になったら圧倒

的に不利になる。」

絵心「……………」

A「以上の理由から凛と同じピッチに立たせるべ

きでは無いと判断した。そして何よりみんなじゃ龍聖

というエゴイストを扱いきれなかった。言った通り龍

聖の得点は個人プレイ。その思考を理解しプレーレベ

ルを引き上げ合う人間がいなかったって事。」

雪宮「でも彼の能力使わないのって勿体なくないです

か？Aもそう思わない？」

A「うん、だから甚兄と話して凛に代わる切り

札。戦場の流れを一変させる劇薬として緊急時に凛と

交代で投入する…で良いんだよね？甚兄……って…」

絵心の方を見ると誰かと電話していて丁度終わったの

かスマホをしまう

A「甚兄、今ので大丈夫だった？？」

絵心「あぁ、その事なんだが今帝襟から連絡が入り

JFUの不乱蔦会長から条件を突きつけられた」

A「………条件？」

絵心「条件は1つ、士道龍聖を寄越せとの事だ」