双子なのに違う…二十九話 ページ32
目操切雫side
友「あれ？切雫！どうした？顔色悪いよ？」
友達の一人に心配され大丈夫と言ったが彼女にはすぐにバレた。
友「…嘘つき。そんなに顔色悪くて平気とか…見え見えの嘘つかないで。もしかして……爆豪君に関してることでしょ？」
「……流石。ちょっとね…詳しくは後でで良い？ちょっと保健室行ってくるから。」
微妙な顔をした彼女の答えを待たずに教室から出る。
こんな事……言ったら余計に心配させてしまう…けど…どちらにせよ心配させるんだけどね…ごめんね。
重たい気持ちのまま保健室に行くと……保治先生は眠いのか少し瞼が落ちていた。けど、私がドアを開けた時の音でビクッと肩が跳ね上がっていた。
保治「あら…目操さん？どうかした？」
顔色の悪い私を見て一瞬厳しい顔をしたけどすぐに心配そうに見つめてきた。
「…あの……緑谷さんが来ませんでした？」
すると…先生は私の方に近づいてきた。
保治「緑谷さんなら私が治療して教室に戻ったわよ。何か用だった？」
保治先生は微笑みながら言ったが…口元が笑ってるけど目が…笑ってない…もしかして…聞いたのかな？
「その……彼女に…謝りたくて…首の事…私のせいだから…」
いつもの保治先生とはかけ離れた雰囲気に戸惑い言葉を放つのに喉がヒュッと鳴らすばかりで話しづらいが何とか言えた。
保治「……………そう！なら良かったわ。でも…校内での個性発動は禁止されてるって忘れてないわよね？」
「もっ……勿論です。その事についても彼女と話したくて…故意に傷つけたんじゃなくて…無意識だったって…それでも…傷をつけた事に変わりはないから……」
それを聞いた保治先生は何処か安心したようないつもの柔らかな優しい笑顔で頷いた。
保治「分かったわ。じゃあ緑谷さんの所へ向かいましょう」
保治先生の後ろを歩き緑谷さんの教室に行く
が……見当たらない……。
その代わり……物凄い殺気を感じた…。……そこを見ると勝己くんがいた…。私をヴィランを見るような目付きで睨みつけていた…。彼の顔を見てとても怖くなった……
ラッキーカラー
あずきいろ
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usutoraookami(プロフ) - あーちゃんさん» 応援ありがとうございます。できる範囲で更新させていただきます。 (2018年7月15日 13時) (
レス) id: 846b90b075 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 更新頑張って下さいね! (2018年7月15日 13時) (レス) id: e7599bed12 (このIDを非表示/違反報告)
usutoraookami(プロフ) - オリジナルフラグ外しました。教えて下さりありがとうございました。 (2018年7月15日 13時) (レス) id: 846b90b075 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月15日 12時) (レス) id: 618a2f2a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usutoraookami | 作成日時：2018年7月15日 12時
