月下の魔法騎士は転生者 【ブラック・クローバー】 3

番外編　月下の野薔薇姫の不思議な三日間　その２０ ページ25

「もうわかりましたから、勘弁してください・・・・・」
「ぶっはははは！お前顔真っ赤だな！」
「笑い事ですかっ？！まったく・・・・」


「もう帰ります！」
「あぁ？まだ稽古終わってねーぞ」
「こんなんでできませんからっ？！」


　あんな羞恥を受けて稽古させるって鬼か！？鬼みたいな人だけど！！
　すると、タイミングよくフィンラルが現れる。


「ただいま帰りましたー、・・・ってなんでAさん顔真っ赤？！可愛いですよ！！」
「フィンラル、お前もか・・・・」
「あ、Aさんだー！」
「ちわっす！！」


　空間魔法からフィンラルの後に、ラックとマグナが出てくる。任務帰りだ。


「ねぇねぇAさん！今から僕とやり合わない？ねぇやろうよ！」
「バッカ！Aさんは今ヤミさんと稽古中だろうが！見てわかんねーのか！」
「えー、団長もう終わった？」
「あぁ？まだだ」
「いやもう終わり！強制終了！！」
「ホント？じゃあやろうよ！」


　その後、ラックからの誘いをなんとか回避し、フィンラルの空間魔法でノヴァクロノ邸に帰った。









(た、ただいまー・・・・)
(お帰りなさいませお嬢・・・・お嬢様っ？！大丈夫ですか？！顔が真っ赤です！！)
(えぇ！？嘘！！あー、もう・・・)
(風邪ですか？！風邪ですね！！)
(あ、いや、ホント違うからあぁぁ！！)

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