番外編 月下の野薔薇姫の不思議な三日間 その19 ページ24
「だ、だって私そんなにきれいじゃないし、スタイル良くないし、お酒そんなに強くないし、そこら辺の男の人より強いし・・・・」
「最後の何だよ」
「ほら、男の人って自分より弱い女の人の方が好きじゃないですか。守ってあげたくなるような感じで」
自分の中で、きれいポジションはシャーロット団長。スタイルとお酒はバネッサ、守ってあげたくなる存在はエマだ。この三人は好きな女性のタイプトップ3に入っている、絶対に!!なのでヤミさんもそういう感じがいいでしょ!
「はぁ、お前な・・・」
「うぅ・・・、はい」
「俺は」
「お前のこときれいだと思うし、スタイルも悪くはない、酒もまぁまぁ飲めるだろ」
「え・・・」
「それに俺は俺と同じくらい強いやつが好きだ」
真っすぐに私を見るヤミさん。え、待って。まさか、すごい褒められてる?えぇ、あ、あのヤミさんがっ?!
「そにお前、他の男からも人気だぞ」
「なんですかそれ・・・」
「あぁ?お前自分のこと鏡でみたことあんのか?その綺麗な金髪に、藍色の瞳と整った顔。んで、胸もある」
「ど、どこ見てんですか!?」
バッと胸を隠す。
「お前の肩書だってやべーだろ。碧の野薔薇団副団長、月下の野薔薇姫、前碧の野薔薇団団長とノヴァクロノ家の長男の娘、そんで現魔法帝の姪。魔法だって珍しい光魔法の使い手で、珍しい魔導書の持ち主」
「あ、あのわかりましたから・・・・」
「性格だって悪くない。むしろいい方だ。優しいし、人懐っこいし、世話焼きだし、仲間思い、責任感ある」
「なんですか!この羞恥プレイはっ?!」
「あぁ?最後まで聞けや」
「まだあるんですか?!」
こ、これ以上なにがあるの?!
「こんないい女、めったにいねぇだろ。だからみんなお前に惹かれんだ」
「そんなことないですから!」
「お前、オレがこんなにほめてんのにまだいうか」
「じゃあ誰が惚れてるんですか!こんな私に!!」
「あぁ?言っていいのか?いいんだな?よし、聞けよ」
「やっぱいいですっ!!」
マジで言う気だったので止めた。
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漫画・声優・アニメ・ゲーム大好きリカント(夜李)(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2020年8月18日 6時) (レス) id: 7e6458e2b5 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 待ってます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
アズキ☆ - 更新、頑張ってください! (`・ω・´)⊃ (2019年7月22日 15時) (レス) id: c6df9ac070 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます!そうですね、・・・落ちはまだ考えていないのですが、フエゴレオンさん落ちか、ノゼルさん落ちか、はたまたその他なのか!?今後決めていきます!応援よろしくお願いします! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - シルバーウルフさん» そうですね!ヤミさんやフエゴレオンさんの絡みのときに書いてみたいと思います! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tOuka | 作成日時:2018年10月12日 11時