あんなのタイプでもなんでもない【JN】3

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A｢んー、変な目で見られることもあったのかな
悪いけど、俺は周りの目なんて気にならないぐらいこの人が好きだから、喧嘩したことも、嫌だなとか恥ずかしいとか思ったこともないな｣


｢A…｣


HS｢アッパかっこいい！｣


A｢そうか？笑
それに俺は恵まれてるからな｣


相手の子をチラ見してニヤつくA



A｢俺の友達も家族も、優しい人達だったから
俺らをわーわー言う人はいなかったよ｣


HS｢ふへへ、そっか！！｣


〈俺だって恵まれてるもん！！！〉


A｢ふはっ
誰も恵まれてないなんていってねーよ｣


きゅぅっと顔を赤くする男の子


〈もう、あなたは本当に…
後で言って聞かせます、すみません〉


｢いえ、こちらこそです
怪我をさせてしまい、申し訳ありませんでした｣


Aと二人で頭を下げると
ホソガも一緒に頭を下げた


うん、よくできる子



相手の子もお母さんの真似をして頭を下げる




校長｢落ち着いて良かったです｣


担任｢ありがとうございました｣


｢こちらこそ、ご迷惑をお掛けしました｣


それぞれ挨拶をして校長室を出る



校長｢かっこよかったね、オッドアイの彼｣


担任｢私恋しちゃうところでした｣


校長｢それにしても美男美男のカップルだ｣


担任｢推せますね｣



なんて話しているのは露知らず






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