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｢ぁ……ぅ、ん…｣
ぼーっとした意識の中
離してと言おうとしても
離すわけないかと口を噤む
A｢どうしたの……？
辛そうだよ｣
乱れた前髪を分けられて
サラサラと撫でられる
A｢ん？あつっ｣
｢ん……｣
Aくんの冷たい手がおでこに当たって
すごく気持ちがいい
A｢熱じゃん、もう……連絡してよ｣
｢な、ん、、で｣
A｢コレクションやめても
知り合いは知り合いでしょ？
頼ってよ俺を｣
｢そんな、の｣
頼りたくないから
関係を切ったのに
切られたら大抵怒るのに
なんで笑顔なの
A｢家は？送るよ｣
｢ぁっ｣
おぶられて慌ててAくんの首に腕を回す
僕の家か……
何も無いのに
それに、優しくされるのはやだ
弱くなるから
なのに
今熱で
朦朧とした意識では
僕はやっぱり
無償の優しさを求めてしまっていた
｢ぼく、いえなにもない……
Aくんのいえいく…｣
A｢っ、いいよ｣
Aくんの首をぎゅっと抱きしめると
Aくんは僕を背負いなおして歩き出した
部屋に入るとまだ寒くて
ベッドに寝かされた時
彼の匂いがして何故か安心した
A「脱がせるよ」
「ん…」
汗ばんだ服を脱がされ
彼の服を着せられた
A「お腹は？」
「空いてない…」
A「飲み物だけ持ってくるね」
優しく頭を撫でられてか
何なのかは分からないが
涙がポロポロ出てきた
そんな僕の涙を止まるまで拭った彼は
キッチンへ向かって
持ってきた水を僕に飲ましてくれた
「んぐ、ん」
A「薬買ってくるよ」
「ゃ」
A「いや？」
「ここにいて…」
A「ぅ、分かった
寝るまでここにいるから、ゆっくり休んで」
瞼を閉じられて
そのまま頭を撫でられる感覚だけに身を任せ
あんなに辛かったのに
じわじわ暖かい胸をぎゅっとして
そのまま眠りについた
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BINA(プロフ) - Mさん» 承知致しました〜！リクエストありがとうございます( *´﹀`* ) (12月13日 22時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
M - 「無償の優しさと愛と」の嫉妬編や喧嘩などもみてみたいです！リクエストです！ (12月13日 21時) (レス) @page48 id: a315522efa (このIDを非表示/違反報告)
ウジュ(プロフ) - BINAさん» わぁ〜ありがとうございます。待ってます(*'▽'*) (12月13日 12時) (レス) id: 6b09a6e04d (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - ウジュさん» もちろん入ってますよ〜！そのお話は結構リクエストいただくので一章分くらい書こうと思ってます！お待ちいただければ幸いです〜( *´﹀`* ) (12月13日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ウジュ(プロフ) - 年末リクエストじゃなくてもいいのですが、ジョングクとテヒョンの物語も見てみたいです。バンタンメンバーと「あなたと共に築きたい」の主人公？も出して欲しいです。前に「あなたと共に築きたい」の小説でコメントしたからリクエストに入ってたりしますか？ (12月13日 9時) (レス) id: 6b09a6e04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年12月6日 23時
