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ピンポーン
と家のインターホンの音
宅配便かなと出ると
「え？！」
そこにはユンギさんがいました
YG「あの…少し話を聞いて貰えませんか」
「はいっ？なんでしょうかっ」
声が裏返りながらも
何とか返事をする
YG「これ、買ってきたんです
近くの公園で、話しませんか」
手にあるのは美味しいパン屋さんのクロワッサン
「これ食べたかったんです！
美味しいですよね！」
YG「ふ、はい、自慢です」
そう言って笑うユンギさんに
私は心を射抜かれてました
二人で向かったのは近くの公園で
中のベンチに腰掛けて
ユンギさんのお隣に座れるなんて
と感動していると
少し下を向いたユンギさんが
ぽつぽつと話し出した
YG「すみません、子供がいらっしゃって、相談出来る人は、パクさんしか居なかったので……」
「はいっ」
ん？
子供？
YG「あの……俺、その……」
「はいっ」
YG「妊娠……して…………」
「え？！？！」
YG「迷惑なんですかね…」
「えっ？あ、いやいや
迷惑って、なんでですか」
YG「今、ヒョンも俺も、仕事がすごく上手くいってて、仕事に充実してるので
今子育てとかするとなると……」
妊娠初期、そしてこれからどんどん
情緒が安定しなくなるから
ユンギさんも不安なんだろうな、と
ふと思った
私もそうだったから
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
