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仕事を終えて会社を出る
〈ユンギさーん！〉
｢ん？｣
振り向くと最近出来た
新卒の新しい後輩
〈ユンギさん！
一緒にご飯行きませんか！？
聞きたいことあって！〉
〈あー！俺も行きたいです！〉
〈ユンギ先輩！好きです！〉
｢え、ぁ、ん？｣
えっと、どこから対応すれば
JN｢おーいみんな、ユンギヤ困ってるって｣
〈だってかっこいいし〉
〈尊敬するし〉
〈お仕事のこともっと教えてもらいたいです！〉
凄く嬉しいけど
こんなこと今まで無かったから少し困っている
JN｢まあまあ
ユンギヤにも予定があるんだし｣
JM｢ほら、あそこで睨んでるヒョンが怖いから帰ってください？ここは任せて！｣
｢えっ、おっ｣
背中を押され、前に出ると
ニコニコしているヒョンがいた
A｢帰ろユンギ｣
｢ヒョンっ｣
A｢はぁ、指輪でも足りないとなるとどうすればいいんだ｣
｢え？｣
変なことを呟きながら
手を握ったヒョンが歩き出す
｢ヒョン？｣
A｢ん？｣
｢いつもより速いです、歩くの｣
A｢そう？｣
｢何かあったんですか？｣
A｢んーん、｣
口の端を上げて前を歩くヒョンに
少し疑問を抱きながらも
二人で帰路に着く
新しく引っ越した二人の家は
まだ住みなれなくて
ドキドキする
二人でご飯を作って
他愛も無い話をして
お風呂に入って
髪の毛を乾かしたあと
喉が渇いて
水を飲もうとキッチンにいって
水を一口飲んだ時
後ろからぎゅっと抱きしめられた
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
