〝運命〟ということ【YG】 (ページ48)

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ユンギside

頭がふわふわして

俺の出したものと

ヒョンの出したものが混ざって

その匂いにくらくらして

ぼーっとして

でも、まだまだ足りなくて

後ろにいる人が

本当にAヒョンなのかも

分からなくなってきた

「ヒョンっ」

A「…っ、はぁ」

吐息は聞こえるけど

でも、怖くなってきて

もしAヒョンじゃなかったら

なんて

「ヒョンっ、顔っ、みたいっ」

A「え…っ？」

「ヒョンっ、こわいっ
Aヒョンっ」

A「ユンギくん、大丈夫
落ち着いて」

そう言って上を向かせてくれたAヒョン

目が合って

優しく微笑まれて

ただ、安心した

火照った顔も、かっこいいなぁ、とか

「ヒョンっ」

A「もう少し…頑張って」

「ぁっ」

俺の両脚を抱えて

その間に入れてくるAさんに

俺はどうしても

中に欲しいと手を伸ばす

ずっと、体が

奥へ、奥がいい

と、発してる

「なかっ、ヒョンっなかがいいっ」

もうなんでもいいから

もう、どうでもいいから

中に欲しい

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