安心出来る場所【ALL】4【短編集】

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ホソガを寝かして自分の部屋に戻ると




何故かマンネがいた





「あれ、まだ寝てなかったのか」


JK「うん！」


「なんでここに？」


JK「ヒョンの抱き枕になってあげるため！」


「逆じゃなくて？」


JK「違いますもん」



口を尖らした後、笑うジョングガ




JK「ヒョン左腰怪我してるから
仰向けで寝れないでしょ
だから抱き枕になってあげるの！」


「あぁ、なるほどな笑
じゃあ、頼もうかな」



布団を捲ってくれるジョングガに近づいて


中に入るとジョングガを包む




JK「んへへ」



やっぱお前のためなんじゃね…なんて

可愛い笑顔で笑うジョングガには言えない



「ん、ふぅ〜」


ジョングガの頭に顔を置いて

ぎゅっと抱きしめる



JK「ヒョン甘えてるの？」


「さあね」


JK「んふふ、僕がついてるよ」



そう言って俺の頭を撫でる手は


すごく愛おしくて



ジョングガの頭にキスを落として


もっと強く抱き締めた




JK「早く良くなりますように…」




そう言ってジョングガは


俺の傷を優しく撫でた









朝起きるとジョングガはまだ腕の中にいて


その愛おしい寝顔にキスを落としたあと



ベッドから出てキッチンへ向かった




「あれ、おはよう？」


NM「おはようございます、ヒョン」




先にキッチンにいたのはナムジュナで



NM「コーヒーどうぞ」


「おわ、ありがとう」



カウンターに座ってコーヒーを一口


なんか新鮮だな

ナムジュナがコーヒーを作ってくれるなんて



NM「どう、ですか？」



心配そうに見てくるナムジュナ



「めちゃくちゃ美味しいよ
目が覚めたし、元気出た、ありがとう」


NM「良かった…」



ほっと息をつくナムジュナが可愛すぎて

ふふ、とにやけながらコーヒーを啜った






ソクジナは毎日怪我の手当をしてくれて


ユンギは髪を洗ってくれて


ホソガは髪を乾かしてくれて


ナムジュナは朝起きるコーヒーを淹れてくれて


ジミナは飯を食わしてくれて


テヒョンアは歩くのを支えてくれて


ジョングガは抱き枕になってくれる




全員で俺を必死で支える姿が


なんだかいつもより愛おしく感じたし

こいつらが居ないと俺もしんどいんだなって思った









それから治った俺は


いつも通りみんなと日々を過ごしてて



でもたまには

あーやってみんなに甘えるのも



ありなのかもな




なんて




少し思った







END






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