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JMside
今日の昼ご飯の後
帰ろうと立とうとすると、手を引かれて抱きしめられた
JA「好きです…」
僕は答えることも出来なかった
JA「せめて、腕くらい回してくださいよ…」
そう言われてゆっくりと腕を回した
華奢で、細い腕に白い肌、甘い匂いのするジア
Aは少し筋肉質で、でも程よく細くて
○ャツビーの匂いがするか、柔軟剤の匂いがするかのどっちか
着飾らなくて、僕の好きな匂い
抱き合って離れた後
僕らは手を繋いで部室に戻ろうとした
その時、保健室でユンギヒョンが見えて
いつも通りさぼって寝ようとしてるのかって思って目をそらそうとしたけど
誰かを抱きしめているように見えて、好奇心が勝った
「…っ!」
JA「どうしたんですか?」
「ううん、なんでもない」
ユンギヒョンから離れたのはAだった
優しく笑ってて、心がぎゅっと掴まれた気がした
痛くて、苦しい…
帰りもジアを送って行って
帰ってダンス動画を眺めてた
ふと、ホソギヒョンの事を思い出す
ホソギヒョンは何で付き合ってるのか詳しく聞いてきた
だから正直に答えた
すると、優しく頭を撫でてくれた
何も言わず、ただ抱きしめてくれた
一番辛いのはジミナだからって
頷いてしまったのは僕だから
こうなったのは僕のせいなのに
泣きそうになって、風にあたろうとベランダに出た
Aの部屋の明かりを確認して安心するのがいつもなのに
今日はAがベランダにいた
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月5日 3時