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隣から声がして、右を見るとジミナがいる



「おつかれ」


JM「うん…」



返事を聞いてまた上を向く




前はくだらない話がポンポン出てきたのに
今は何を言えばいいかわからなくなる



JM「A、あのさ」


「うん?」



もう一度ジミナを見ると、少し俯き気味




JM「今週の日曜日なんだけど…」



そう言えば、遊園地行くって言ってたっけ



JM「行けなくなった…ごめん」



また胸がズキッと痛む




彼女が出来ると、幼馴染としても居られなくなるんだ





「分かった…」





傷ついた素振りを見せないように
ただ空を見てそう言った



ほらね


暗い方が相手に表情が見えないから
何とも無いように見えるでしょ



やっぱり暗闇が良い



「おやすみ」


JM「うん、おやすみ」




「ジミナ…」


JM「ん?」


「幸せになってよ」


JM「え…?」




そう言って一方的に部屋に入った




私は窓をしっかり閉めて、カーテンを閉めて


ベッドの上にボスンと座った



「はぁ…失恋って辛い…
ちゃんと笑えてたよね…」




その日は小学生ぶりに泣いた

自分の事で泣くのは本当に久々だった



普段映画やドラマではすぐに泣くタイプだけど
自分のことで泣くことは、なんかダサくてかっこ悪いから、人前でも泣いた事はない



「ぐすっ、ああださいださい止めよう」



気分転換にゲームやドラマを見て


一人で沢山笑った






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設定タグ:BTS , ジミン , JM   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月5日 3時

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