嘘だと言ってくれ【YG】 (ページ6)

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ソクジンside

NM「それで… Aさんって」

JK「Aヒョンが死んだ…？」

JM「A…さん？」

HS「どなた？」

知ってるのはユンギヤとジョングガだけか

ユンギヤは今は泣き疲れて寝てしまって

帰ってきたメンバーと円になって相談会

ユンギヤの荒れっぷりは酷かった

あんなに乱れたユンギヤは見たことがない

詳しい話も聞けずにユンギヤは寝てしまったし

「でさ、ジョングガはAさんのことしってるの？」

JK「はい…」

HS「誰なの？」

JK「Aヒョンは、ユンギヒョンの友達です」

「友達？」

JK「親友の方がしっくりくるくらい、2人はすごく仲が良くて
僕がデビューしたての頃、3回だけあったことがあります」

JM「そんな前からの仲なんだ」

JK「中学からの同級生らしいです
Aヒョンも音楽が大好きで、よく2人で盛り上がってました」

「そうなんだ…」

JK「デビューしてからユンギヒョンが心配で何回か後をつけたことがあるんです」

NM「あの頃はユンギヒョン、荒れてたからな…」

JK「それで行き着いたのがAヒョンの家で
ご飯を何回かいただきました」

「そんな話聞いたことないね」

TH「ですね」

JK「ユンギヒョンが内緒にしとけって言ってたんです」

「なんで？」

JK「それは分からないですけど…
というか、Aヒョンが死んだって嘘ですよね？」

ジョングガは目をうるうるさせて聞いてくる

黒くて深いウサギみたいな目が照明に反射して光る

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