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〈これ!ジミナに渡してほしくてっ〉
昼休み、ジミナに先に行ってと伝えて
隣の席の子とトイレへ
震える手で渡されたのは手紙
これを受け取るの、今年で何回目かな
てかこの、私が告白受けてる感じ、何なんだろう
「いいよ」
〈ありがとう!〉
それを持って中庭へ
TH「やっと来た!また?」
私の手のものを見て言うテヒョン
「そ」
TH「どっち?俺の?」
「残念、ジミナのでした」
JM「僕?」
「うん、どーぞ」
JM「あ、ありがと」
Th「なんてなんて〜?」
JM「見せないよ」
TH「ええ〜」
JM「この子に悪いでしょ」
その優しさとか
ちゃんとその場に行ってあげる所とか
凄く好きなんだけど
内心こっちは告白にOKするのか内心バックバクなんだから
まあ前も言ったけど、ジミナが幸せならそれでいいんだけど
っていう、言い訳…
TH「いいなあ〜手紙」
「テヒョンもよく貰ってるじゃん」
TH「でも直接呼び出されることの方が多いからさ」
「うん?」
TH「手紙って残るじゃん?なんかうれしくない?
沢山の人に好かれてるって感じで」
「テヒョンはそういう人だったな笑」
テヒョンの言い分も分かる
でも、ジミナにそれが残るのは笑えないかな
JM「A、今日は部活…」
「うん、一人で行く」
JM「ありがと」
TH「俺の部室は何でグラウンドにあるんだろうね
二人のは体育館の近くなのに」
「グラウンドスポーツだからでしょ」
JM「当たり前じゃん笑」
TH「ぶう〜」
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月1日 19時