どうも、レンタル彼女です。【桃】【完結】

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『それじゃあ！』






さ「1人で帰れるか？」






『子供扱いすんな…！！』






さ「悪ぃwwほら、気をつけて帰れよ」






『はーい、じゃあね〜』






さ「じゃあなー」






こちらに手を振りながら家に帰る君はとっても愛おしく感じられた。






手に残ったプリは、目を離すと消えてしまいそうな気がして






そっとポケットにしまい込んだ。






さ「…っはぁ…。らしくないな、俺…」






誰かにこうやって恋愛感情を持つのは久しぶりだ。






それが“レンタル彼女”の相手なんてそんなこと早々起きねぇよ。






さ「仕方ない、俺も帰るしかないか…」






悩みなんか全部忘れて放送でもしよう。






そうと決まればタクシーでもy






る･莉「さとみくん／さとちゃん？」






さ「あ？…って2人して何してんの」






る「いや、莉犬の服を買いに行こうと…」






莉「タピオカ奢らされそう」






る「そんなことない！！！」






相変わらず仲良いな…






さ「そうか…」






莉「自分から聞いたのに興味無…ww」






る「…ていうかさとみくんこそ何してるんですかここで。いつもより服装もきまってますけど」






さ「あー…それは…」






気抜いてたやばい。






るぅとと莉犬…誤魔化せるか…？？？






さ「…なんかそういう気分だったんだよ」






こうなったらやけくそだ…






る「ふーん…？」






莉「なーんか隠してる気がしないこともないけど…まぁいっか！」






さ「なんもないってw…」






危ねぇええ…






…ギリ誤魔化せたってことにしとこう。






放送とるつもりだったけど…なんかする気なくなったわ


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