親友 ページ42
ホソクが私の背中に腕を回し身体をぐっと引き寄せる
隙間もない程にピッタリとくっついてしまった身体を今更引き離そうとしてもムダなことで
あぁ、ホソクもオトコなんだなってすぐに分かった
私の手を取りあろうことか下の方に持っていき
私の手を掴んだまま上下に動かされ、硬くなったそれがスウェットごしに伝わってきたからだ
「触って」
その言葉があまりにも衝撃的で
今までだって幾度となく二人して酔っ払って
今日みたいに同じベッドに入ったって
こんなことになるなんて一度もなかったのに
私たちの歯車はどこで狂ってしまったのだろう…
「A…」
甘えるような声で、○んだ瞳のままで見つめるくせに
掴んだその手は緩むことなく
お願い。だなんてせがまれたら断るなんてできやしない
ううん…違う
きっとどこかでこうなることを望んでいた
ホソクはAちゃんが好きなんだよ。ナムジュンくんから聞いたからじゃない
その前から
きっと私は期待していたんだ
ホソクを手に入れたい
ホソクとひとつになりたい
親友というカテゴリに飽き飽きしている自分がいた
私はホソクから紹介された人と付き合おうなんて最初っから頭になんかなくて
ことごとく振られるフリをして
仕方ないなと、お前にはやっぱり俺しかいないななんて
同情でもなんでもいいから
親友から抜け出したかったんだ
今になってみればホソクがホントに私を好きかどうかなんてもうどうでもよくて
ただただ
私はホソクの欲望通りに
その熱いかたちどったものを包み込むようにして何度も何度も上下に手を動かした
はぁ…。と、甘い吐息が耳元を掠めるだけで自分でも興奮してくるのが分かる
初めて見る○んだ瞳のホソクは妖艶で一人気持ちよくなっていく様をズルいとさえ思った
「そんな欲しそうな顔しなくてもちゃんとあげるから」
私の気持ちはホソクにちゃんと伝わっていた
いつでもどんなときでもホソクは私の気持ちを最優先に汲んでくれる
「好きだよ、A…」
やっと聞けた…。
「ずっと好きだった」
私も…。
「だから、もう紹介なんかしてやんない」
うん、もういいよ。
「俺がいるから」
うん…。
今夜は思った通り長い夜になりそうだ…
そして夜が明ければ
私たちの関係はきっと変わっているはずだろう
親友から恋人へと…
ＥＮＤ
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ままさん。(プロフ) - ssk413さん» あやふやな結末ですみません(ｰｰ;)次はこんなのが読みたいと思ったらまた是非トライさせて下さい。こちらこそリクエストありがとうございましたm(_ _)m (2018年6月10日 12時) (
レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
ssk413(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございました！！ (2018年6月10日 11時) (レス) id: 09a8b21a1e (このIDを非表示/違反報告)
ままさん。(プロフ) - レモンさん» 久しぶり（笑）リクエストありがとね。では、順番で(^_^)今構想を練ってる最中なので、しばしお待ちを… (2018年6月6日 15時) (レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ままさん。さん» 下の方と似ちゃうんですが…グクとその妹(主人公)とのイケナイ関係が見たいです！ (2018年6月6日 15時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
ssk413(プロフ) - ままさん。さん» ありがとうございます！楽しみにしてますね！えーっと、イケナイ系でお願いします笑笑 (2018年6月4日 19時) (レス) id: 09a8b21a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままさん。 | 作成日時：2018年3月9日 0時
