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「…止め。…では、しばらく休憩時間とします。」



…つ、疲れた。



でも、油断は禁物。



休憩とは言っても、その間もきっと誰かが監視をしていることだろう。



設置された固定カメラがどうも気になって



私はその場から離れられずにいた。








どのくらいの時間がたっただろうか、1時間?2時間?



時計を見るとまだ20分そこらしか経っていないのにも関わらず



「席に着いて下さい。」



と号令がかかる。









「今から番号を読み上げます。自分の番号が呼ばれた方は荷物を持って、別室への移動を願います。」



全員が慌てふためくなか


次々に読み上げられる番号…。









そのなかに









私の番号は









……っ、なかった…。

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作者名:ままさん。 | 作成日時:2018年3月11日 11時

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