175話 ページ35
「…晋助、私ね…っ」
高杉「お前も先生を殺した幕府が許せねェだろ」
「それは…」
許せないに決まってる。
私たちの生きる場所を作ってくれた大切な、大好きな先生を殺した幕府なんて…
「坂田は」
高杉「あ?」
「坂田は、幕府の仲間になったの…?」
高杉「…そういうことだな」
「そ、っか」
意をけして晋助に言う。
「私晋助と行くよ」
高杉「………後には引けねェよ」
「うん…でも決めたから」
.
.
次の日になると私の体は元に戻っていた。
そして、何故か隣には…
「…神威」
神威「わー俺の名前覚えててくれたんだネ!」
「記憶が残ってたおかげでね」
私は晋助に薬を飲まされる所から今に至るまで起こっていたことを全部覚えていた。
神威「またAと話が出来て俺は嬉しいヨ」
「それはどうも…」
神威「ねぇなんで戻ってきたの?」
「…なんでだろうね」
神威「Aはお侍さんの女じゃないの?」
「わからない」
神威「わからない?」
「私は銀時を2回も傷つけちゃったんだ」
神威「…」
「それより、何で神威は私の部屋にいるの?」
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作者名:みかん。 | 作成日時:2019年2月23日 21時