元攘夷志士の過去。 (ページ1)

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１４１話ページ1

坂田銀時side

土方｢おい万事屋ァ！！！どういうことだ！！｣

坂田｢俺に聞かないでくれるぅぅぅ！？｣

神楽｢赤ん坊が空から降ってきたネ！！｣

土方｢んなわけねぇだろ！！！！Aはどこだ！！｣

新八｢ひ、土方さん！！本当に上から降ってきたんですよ！！｣

坂田｢高杉…｣

俺が空を見上げた時はもう高杉の姿はなかった。

土方｢ちっ、まだ近くにいるかもしれねぇ！！探せ！！！｣

土方が隊士の奴らに声をかけている。

坂田｢………まじでAなの、か？｣

たしかに俺はAを受け止めた。

それは確実に覚えている。

神楽｢銀ちゃん…どうするアルカ？｣

坂田｢どうするも何も俺らで見るしかねぇだろ…｣

土方｢それは悪いが出来ねぇ話だ｣

坂田｢…どういう意味だ｣

土方｢そいつが仮にAだとして何故こんな姿になったか体内やら調べる必要があんだろ｣

坂田｢こんな小せぇガキを調べるってんのか｣

土方｢そうだ｣

坂田｢…んなら俺も行くぜ｣

土方｢は？｣

坂田｢Aは俺のもんなんでね、離れるわけにゃいかねーのよ｣

土方｢てめぇ何言ってー…｣

｢うわぁぁあああああん！！｣

土方が大声を出すと小さくなったAが泣き始めた。

神楽｢いい大人が何やってるアル！！｣

神楽がそう言うと俺からAを奪い取ってあやし始めた。