シアトルで、君と。【カリスマブラザーズ】 (ページ3)

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元はといえば、思いつきだった。

私はジローの幼なじみの知り合いで、私も少しだけジローと面識があった。

そんな時、私とジローでたまたまふたりでご飯に行く機会があって。

その時に近くでバンドのレコーディングをしてたミノも誘おうってなって、3人でご飯を食べた。

その時のことは、今でも鮮明に覚えてる。

初めて会ったミノへの印象は、

陽気で、かっこよくて、かっこよくて、かっこよくて、くるくるパーマて、かっこいい。

何だかんだでお酒も回ってきて、そろそろ帰ろうか、ってなった時、ミノがこう言ってくれた。

俺たちシアトル行くんだけど、Aも来てみない？

お酒の勢いだけの軽い一言だと思って承諾した。

次の日、激しい二日酔いに襲われながら目を覚ますと、家のインターホンが激しく鳴り響いた。

A「ど、どなたですか？」

わけも分からず玄関を開けると、そこにいたのはジローとミノ、見知らぬイケメン。

ミノ「早く行くよ？A。」