シアトルで、君と。【カリスマブラザーズ】 (ページ2)

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2 朝ごはんページ2

A「ジョージ！おはよう！」

ジョージ「お～、おはよ！」

ニカッと笑うジョージは、本当にハンサム。

その整った顔に見とれていると、ジローが私の前に朝ごはんを出してくれた。

ジロー「はいよ」

A「ありがとう！…2人は？食べないの？」

そう聞くと、ジョージはケタケタと笑った。

ジョージ「A何時だと思ってる？もうとっくに食べ終わってるよ！」

アメリカ人風に首をかしげてオーバーなリアクションをとるジョージ。

完全にバカにされてる。

自分の顔が赤くなるのがわかる。

A「そっか、そうだよね、いただきます…」

ジロー「俺でかけるわ」

ジョージ「俺上で動画撮るから静かにね、A？」

A「はぁ～い」

2人ともリビングから出ていき、私はひとり残される。

ていうか、今日ミノさんは？

まあいいか。

朝ごはんのスクランブルエッグを食べながら、私はカリスマブラザーズとの出会いを思い出していた。