【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

15　入隊理由 ページ25

「どうもコンニチハ。ワシ、この里の長の鉄地河原鉄珍。よろぴく」
『鉄地…えっなんて？？？』


ここまで運んでくれた隠に、最初に長に挨拶するよう言われたので来た訳ですが
いくら何でも名前長すぎん？
そう言うもんなの？？

そして挨拶も軽かった
"よろぴく"て
女子かアンタは

里で1番偉いのが、このちょこんと座っている鉄…えっと……長らしい(圧)


畳におでこつくくらい頭下げろって言われたけど、どうせ比喩だろうと思い軽く下げる
すると、「さっきの子はゴンッて音鳴るくらい素直に下げてくれたのに…」と言われました
素直じゃなくて悪かったな！


「君は…確か今は人の刀を借りて使っとるんやっけ？」
『そーなんすけど、流石にそろそろマズイかと思いまして…』
「そうやな。で、担当の刀鍛冶は？」
『はい？』
「担当の刀鍛冶。おるやろ？」
『はい？？？』

担当の刀鍛冶？
担当とか居るもんなの！？

『知りません』
「そうなんか。じゃあワシが刀打ってあげよか？」
『結構です(即答)』
「柱の女の子のとか結構打っとるんやけどなぁ」
『もっと嫌です！！(断言)』

柱の刀を打ってる人に？
私の刀を？？
打ってもらえと？？？

無理無理無理無理無理
恐れ多くて出来ません！

「それじゃ、こっちで適当に選んで打たせるけどそれでもええなら」
『あ、その方向でお願いします』

正直に言えば、誰が打ったかで使い心地なんてそんな変わんない気もするし…
違いが分かるのなんて、化け物の柱とか甲とか、はたまた炭治郎みたいな主人公気質の奴だけなんだよ(いろんな人に失礼)


「うちの里の温泉は弱った体によく効くから、まあゆっくり過ごしてや」
『へぇー。筋肉痛とかに効くってことっすか？』
「そうやな。あとは切り傷、やけど、いぼ痔、切れ痔、便秘、痛風、糖尿病、高血圧、貧血、慢性胆嚢炎、関節痛、鼻炎、へその痒み、性格の歪み、思いやりの欠如、失恋の痛みとか…」
『最後のほう可笑しいの入ってません？？？』




(温泉効能ってなんだっけ…)

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